「どうせ無理が口癖」
「すぐに諦めてしまう。チャレンジしようとしない」
とお悩みの方はいませんか?
本記事は、子どもの自己肯定感についてお話していきたいと思います。
そして、少しでもお悩み解決の糸口を見つけられる内容となっております。
結論からお伝えすると、子どもの自己肯定感の高い・低いは、親の子どもへの接し方・言葉がけ・環境などが大きな影響を与えています。
我が子への関わり方を改善し、子どもの自己肯定感を高めてみませんか?
それでは、早速ご覧ください。
<筆者の経歴>
■幼稚園・保育園勤務3年(体育講師として)
■学校の先生8年
■幼児体育・体操教室・習い事6年
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自己肯定感とは
<自己肯定感とは>
「ありのままの自己を肯定し、自己を認める感覚」のこと。
自分の全て(良いことも・悪いことも)を認め、自分という存在そのものを受け入れること。
皆さんピンときましたか??
ぼんちゅう自身は、「自信の源」であると考えています。
次の章(自己肯定感の高い子ども・低い子どもの特徴)では、実際の運動現場での例をあげながら自己肯定感の高低について見ていきたいと思います。
自己肯定感の高い子ども・低い子どもの特徴
■自信に満ち溢れている。自分はできる
■どんな事にも意欲が高い。やってみたい
■どんな事にもチャレンジをする(失敗してもその失敗を糧にまた、チャレンジできる)
■自己主張ができる
上記のような子どもたちは、自己肯定感が高い傾向にあると言えるでしょう。
実際に、ぼんちゅうの指導現場でこの子、自己肯定感高いなと感じた事例を紹介していきたいと思います。
~ぼんちゅうの運動教室指導中での子どもとのやりとりから~
■指導中に、いつもお手本をしてくれる子どもがいる■
なんでいつもお手本をしてくれるの?
A 君:僕は、なんでもできるから。
A君のお母さんや幼稚園の先生と話してわかったことは、A君は運動だけでなくどんな事にも自信満々だそうです!!
これぞ、自己肯定感MAX!!
■いつも難しい技に挑戦しようとする子どもがいる■
どうして、難しいことにチャレンジできるの?
Aちゃん:できる気がするから。失敗しても練習してできるようになればいいやん。
この女の子Aちゃん、出来なかった難しい技を幼稚園の園庭で、昼休み中に一人で練習していました。凄いな。
~ここからは自己肯定感の低い子どもについてみていきたいと思います~
■努力をしない。無関心を装う
■失敗を恐れ、はじめからチャレンジしない
■「私なんて」とすぐに自分を責める
■「どうせ無理」などが口癖
上記のような子どもたちは、自己肯定感が低い傾向にあると言えるでしょう。
実際に、ぼんちゅうの指導現場でこの子、自己肯定感が低いなと感じた事例を紹介していきたいと思います。
~ぼんちゅうの運動教室指導中での子どもとのやりとりから~
■縄跳びをやらない子どもがいて、個別で声をかけてみる■
どうして、やりたくないの?
A 君:難しいそうやし、やっても失敗するだけやもん
A君は、チャレンジをしようとしません。
最近では、お友達から「失敗しても次頑張ればいいやん」と言われ、失敗→練習→成功の流れを経て、自信をつけることができました。今では、何事にもチャレンジするようになってきました。
A君といろんな話をしていると、会話中によく「無理やもん」「僕にはどうせ無理やって」という言葉が出てくる
A君の話によると、お母さんはとても怖く、いつも怒られています。
怒られ続けていると、自己肯定感も低くなりますね。
ぼんちゅうは指導中A君を認めて、褒めることに全力を尽くしています。
お母さんの意識も変わってくれないかな~。
~~~その他にも、自己肯定感が低いとこんな事例もあります。~~~
■自分より弱い立場の他人に対して攻撃的になる。
■引きこもりや不登校の原因となる。
■他人からの評価を過度に気にしてしまう。
■自慢話ばかりする。他人を批判してばかりいる。
※自己肯定感について具体的な話を出してお話を進めましたが、皆さんのお子様は、自己肯定感高いですか?低いですか?
次の章では、自己肯定感に最も関係する親の関わり方のお話です。【最も重要】
親の関わり方で自己肯定感に差が出る
子どもの自己肯定感を高めたいと考えている方も多いですかね。
どうすれば子どもの自己肯定感が高まるの?と思った方も多いでしょう。
自己肯定感は幼児期から育まれていくものです。
親が、「どんな言葉をかけるか」「どのように育てるか」で、自己肯定感の形成に大きく影響します。
それでは早速、自己肯定感の形成に大切なポイントを見ていきましょう。
<親が意識してほしいこと>
①ありのままの我が子を受け入れる。
②愛情をしっかりと注ぐ。(ハグなどスキンシップをとる)
③子どもをたくさん認めてあげる。
④子どもを励ましてあげる。
⑤親自身の自己肯定感を高める。
上記の5つです。どれもこれも大切ですよ。
子どもが①②を十分に感じると真っすぐな子に育ちます。
例えば②の経験が少ないと、子どもがグレたり・非行にはしることが多いという研究結果も出ています。
③④が多いと、子どもが自信を持つようになったり、自分自身が好きになります。
そして⑤も大切です。親自身の自己肯定感の高低が子どもへ連鎖します。
※自己肯定感が低いかもと感じている親のために、こちらを紹介させて頂きます※
僕も読みましたが、「ママのココロ貯金」のすすめ!とてもよかったですね。是非、皆さんにも読んで頂きたい1冊です。【ココロに愛を貯金する貯愛活動を】
■この本を読んでもっと自分を大切にしたいと思いました。
■否定的に育って自分に自信が無い人におすすめ。
■子育て中のいろんな悩みもポジティブに考えれるようになった。
「お母さんの自己肯定感を高める本」のレビューはこんな感じでした。
■ネガティブな気持ちに陥らないための方法や、自己肯定感とは何か、自己肯定感を上げるための基本的なテクニックが丁寧に記載されていた。
■忙しいママでも出来そうなことがたくさん書いていた。
■とても読みやすく分かりやすかった。
「何があっても【大丈夫。】と思えるようになる」のレビューはこんな感じでした。
※本を紹介させていただきましたが「変わるか変わらないか」「やるかやらないか」は自分次第です。愛する我が子のためならできると思います。是非、親から変わっていきましょう。子どもの未来のために※
<親が絶対にしてはいけないこと>
①我が子の存在否定。
→「あなたなんか産まれてこなければよかった」「あなたがいなければ、〇〇なのに」
②子どもを叱ってばかりいる。
→子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
③条件付きで褒める。認める。
→「テストで100点取ったら、褒める」「〇〇したら、認めてあげる」
④「誰かと比較する」
→「お兄ちゃんは〇〇できるのに、あなたはできないの」
上記の4つになります。どれもこれもやってしまいがちですよね。。。
①は、絶対ダメ。子どもが「自分は必要ない」となってしまえば、将来自分から命を絶つケースも。。。
子育てをしていると、②はついつい多くなりますね。叱る時は、ダメな理由を伝えるようにしましょう。
×「あんた何でそんなんするの。ダメでしょう」
〇「〇〇はやったらダメ。人を傷つけるからね」
③は、条件付きで認められることで誰かの役に立ったり、何かを達成した時にしか自己を肯定できなくなり、「誰かの役に立たない、目標を達成できない自分は無価値だ」と感じて、条件付きの自己肯定感しか持たなくなることもあります。
④の比較する。これ兄弟でやってしまいがちですね。「お兄ちゃんはできるのに」「弟の方が偉いね」これもやってはいけない事例です。比べるのではなくその子自身を見てあげましょう。
まとめ
自己肯定感は幼児期から育まれていくものです。そのために親が「どんな言葉をかけるか」「どのように育てるか」で、自己肯定感の形成に大きく影響します。
幼少期に親からかけられた言葉で
■褒める言葉を多くかけられた子どもは「自分を好きと思う」「自己肯定感が高い」
■叱る言葉を多くかけられた子どもは「自分に自信がない」「自分を好きではない」
今一度子どもと関わる時は、本文の「親が意識してほしいこと」「親が絶対にしてはいけないこと」を思い出してください。
親の配慮・積み重ねで自己肯定感を高める手助けができるといいですね。
人生で子育ては1度きり。親の意識で子どもも変わる。今を大切にして子どもとたくさん関わってあげてください。
【おーしまい】
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