こんにちは、嫁のゆかぴょるです。
わたしが宅建士試験の受験をしたのは、2019年のことになります。
当時の記憶を辿りながら、試験当日の流れや注意点、持ち物などを解説します。
今後、受験を控えている方の参考になれば幸いです。
【宅建士】とは
宅建士とは、「宅地建物取引士」の略称で、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者のことを言います。
不動産取引の専門家を示す資格で、不動産の売買や賃貸を斡旋する際に、その土地や建物について専門知識を有していないお客様に詳しい説明をすることができるようになります。
主な仕事は、
「重要事項の説明」「重要事項説明書への記名・押印」「契約書への記名・押印」です。
これらの業務は、宅建士しか行うことができないため、不動産業界において宅建士はなくてはならない資格として、高く評価されています。
受験資格制限は無く誰でも受験することができ、将来も有望な資格として、数ある資格の中でも常に人気上位の資格です。
不動産会社のみならず、建築会社・金融機関・不動産管理会社など資格が役立つ業界は多数あり、就職、転職に有利です。
さらには独立開業の道も開けます。
人気のある資格のため、近年受験者数は増加傾向にあり、2017年からは20万人を超える方々が受験しています。
過去10年間の合格率は15%~17%台で推移しており、決して高い合格率ではありませんが、弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士といった法律系国家資格の中では、比較的合格しやすい試験であるといわれています。
試験日当日の1日の流れ
※2019年10月20日(日)のわたしの1日の流れです。参考までにご覧ください。
7時頃 起床(前日は早めに就寝。いつもとだいたい同じような時間には起床)
7時頃~8時頃 朝食、身支度
8時頃~ テキストの流し読み、苦手な分野の再確認
10時頃 休憩(眠気もあったので、軽く睡眠)
11時頃 早めの昼食
11時半 会場へ出発(徒歩約20分)
12時頃 会場到着
※12時半までには必ず指定された席に着席していなければいけません。
13時~15時 試験(登録講習終了者は13時10分~15時の1時間50分)
15時 試験終了、退席
15時~16時 とぼとぼと歩いて帰宅
17時 速解答速報チェック
当日の注意点
受験票など絶対に忘れてはならないものもあります。
持ち物は前日までに、チェックをしておいてください。
試験は例年、13時~15時の2時間です。
自宅から会場までの所要時間はどのくらいか、交通手段なども事前に調べておきます。
試験開始の30分前には着席していなければなりません。
途中退席も禁止されています。
トイレは必ず済ませておき、落ち着いた状態で試験に挑めるようにしてくだい。
試験は昼食後ですので、眠気のやってくる時間帯でもあります。
昼食は軽めに済ませておきましょう。
わたしは試験開始後、眠気など感じる余裕は全くありませんでしたが、念のため。
時間配分も意識しましょう。
分からない問題は後回しにして、自信のある問題から取り組みます。
前述しましたが、解答が終わっても途中退席は認められていません。
(途中で解答が終わった人がいたらすごいと思います。わたしは、終了時間ギリギリまで終わりませんでした。)
問題用紙にも自分の解答を記入しておいてください。
自宅に帰ってから、自己採点をするためです。
問題用紙は持ち帰れます。
自己採点で使用するので、解答も記入しておいてください。
とても疲れています。
直前まで頭はフル回転。
終わったときの解放感と、手ごたえがあまりなかったせいもあり、本当にどっと疲れました。
時間に余裕のある方は、どうぞゆっくり帰宅してくだい。
わたしはもう、精根尽き果てた、、、と言わんばかりに、とぼとぼと帰宅しました。
試験後約2~3時間で、ネットで解答速報が出始めます。
その日の晩は、解答速報と予想合格ライン(基準点)の更新を、何度もチェックすることになると思いますが、これまでの学習と試験で疲れも溜まっていますので、その日は早めに休みましょう。
宅建士試験の設問は、
“~のうち、「正しいもの」はどれか”
“~のうち、「誤っているもの」はどれか”
“~のうち、「正しいものの組み合わせ」はどれか”
“~のうち、「最も適切なもの」はどれか”
といったような出題形式で、解答は1~4の番号で選びます。
「正しいもの」「誤っているもの」などの問いはランダムです。
そもそも何を問われているのかを間違って解答してしまう【ケアレスミス】を防ぐためにも、「正しいもの」「誤っているもの」などの部分を〇で囲うなどの記しをつけて、ミスを防ぎましょう。
持ち物チェックリスト
- 受験票
- 筆記用具(BかHB鉛筆、またはシャープペンシルに限られます。プラスチック製の消しゴム)
- 腕時計(携帯での時間の確認ができません。会場に時計がない場合もあるので、必要です。)
- 現地までの地図(携帯アプリなどで確認できるようにしておくといいですね。)
- 脱ぎ着できる上着など(空調の関係で非常に寒い(暑い)という可能性もあるので、調整できる服装にしましょう。)
- 会場によってはスリッパ(会場によって異なりますので、事前に確認しておいてくだい。)
- 使い慣れたテキスト(試験開始ギリギリまで、見直すことをおすすめします。)
まとめ
宅建士試験の当日は、余裕をもって試験に挑めるようにしたいところです。
当日慌てることが無いように、できるところは事前にしっかりと準備をしておきましょう。
学習に関しても、「これで100%大丈夫!」という自信を持って試験日を迎えられるのがベストですが、100%はなかなか難しいかもしれません。
出題範囲も広く、すべてを完璧に理解するのは大変なことです。
ある程度理解し、できることを精一杯やったら、あとは今持っている知識を十分に発揮できるよう、自信を持って試験に挑みましょう。
試験後、合格発表までは1ヵ月以上もあります。
それまではずっと落ち着かないと思いますが、解答速報や合格ライン基準点予想もネットで随時更新されていきますので、ある程度自分の結果予想もつくはずです。
試験が終われば、これまで頑張ってきた自分をいったんゆっくりと労わってあげてください。
晴れて合格したら、宅建士として活動するために宅建士登録が必要になってきます。
登録については別記事で解説していく予定です。
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