こんにちは、夫婦ブログ【めおとんブログ】の「資格担当」嫁のゆかぴょるです。
これまでに、簿記や医薬品登録販売者、宅地建物取引士など就職や転職に活かせる資格から、食生活アドバイザーなど私生活で役立つ資格まで、様々なジャンルの資格を取得してきました。
「宝の持ち腐れ」状態の資格もありますが、実生活で役に立っている資格も多くあります。
資格を取ると、どんなメリットがあるのでしょうか。以下に一例を挙げてみました。
- 就職、転職に有利に働く
- キャリアアップに繋がる
- 生活に役立つ
- 知識が身につく
- 信頼を得ることができる
- 成長を感じることができる
- 趣味の幅が広がる
ざっとこんなところでしょうか。
やはり最大のメリットは「就職・転職に活かせる」ということではないでしょうか。
「生涯ずっと同じ企業で働き続ける」
それが当たり前だった昔とは違い、現代社会においては転職を経てキャリアアップをしたり、自分のやりたいことを求めて転職をしたり、また、副業という働き方もいまや珍しくありません。
そんな時、自分に何も強みが無ければ入りたい企業へのアピールも難しく、採用する企業側も資格を持つ人とそうでない人とを比べた場合、残念ながら有資格者を採用する傾向がどうしても強くなるのは当然のことです。
(もちろん実務経験なども重視されるポイントではありますので、一概には言えませんが。)
募集の段階で、「採用条件:有資格者」なんてこともありますよね。
たとえその仕事が資格必須条件のものでなかったとしても、資格を持っていることがアピールできれば、
「こんな努力をしてきたんだな」
「試験勉強を乗り越える力のある人だな」
このような信頼を得ることができるかもしれません。
あなたがもし、これから先、就職や転職を考えているのなら、その分野で活かせる資格は無いか、必要な資格は無いか一度調べてみてください。
そしてこの記事では、
- わたしが過去に取得した資格
- 今後取得したいなと考えている資格
の中から、就職・転職に活かせるおすすめの資格を、業種別でご紹介していきたいと思います。
これから、資格取得を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
>資格に関する他の記事も書いています。興味がある方はこちらもご覧ください。
筆者の経歴
まずは、簡単にわたしの経歴からご紹介
※どこにでもいる普通の社会人です。頭のレベルも普通
←自分で言って良いのか分かりませんが、たいして賢くもなく、ドがつくアホでもないかと、、、
体育系の4年制大学で保健体育教員の免許取得(結局体育教師にはならず)
⇒ 大学卒業後、ゴルフメーカー(直営店)に就職し、接客販売を2年
⇒ 不動産賃貸業の会社に転職し、経理事務を約10年
⇒ 現在は、駆け出しの不動産エージェントとして勉強しながら活動中
これまでに取得した資格一覧
- 2010年11月 日本商業簿記3級
- 2012年2月 日本商業簿記2級
- 2017年8月 介護職員初任者研修 ※研修を受ける必要のある資格です。通学と通信とがありますが、通信のみで全カリキュラムを修了することはできないので注意が必要です。
- 2017年11月 食生活アドバイザー3級
- 2018年10月 登録販売者(現:医薬品登録販売者)
- 2019年12月 宅地建物取引士 (のち、2020年5月 宅地建物取引士登録)
就職・転職に活かせるおすすめの資格(業種別)
ここからは就職・転職に活かせるおすすめの資格をご紹介していきたいと思います。
過去に取得した資格と合わせて、今後取得したいなと思っている資格も紹介していきますが、受験資格などの壁があり、わたしは試験すら受けられないという資格もあります。
そこで今回紹介している資格は、わたしが受けることのできる資格に絞っています。
【医療系】
診療報酬請求事務能力認定試験
平成6年に厚生労働省が唯一認定した (公財)日本医療保険事務協会が主催する、医療事務に関する民間の資格試験です。
医療事務関連の資格は他にも多数存在し、「メディカルクラーク」「医療事務実務士」「医療事務検定」などがありますが、どの資格も診療報酬請求書(レセプト)の作成ができるようになるというものです。
学ぶ内容に若干の違いはありますが、「診療報酬請求事務能力認定試験」以外の合格率は約50~80%と比較的高めです。
医療事務という仕事をするために必要な資格というものはありませんが、この「診療報酬請求事務能力認定試験」は医療事務試験の中でも知名度が高く、最高峰の資格となるため、履歴書に書ける資格であり、就職・転職にも大変有利な医療事務の資格です。
「医科」と「歯科」に分けられており、学科と実技からなる3時間の資格試験です。
受験資格:なし
平均合格率:30%前後
※学科試験60点以上(100点満点)、実技試験85点以上(100点満点)となります。注意しなければならないのは、学科・実技どちらも個別に合格ラインを満たさないと不合格になってしまうことです。
試験日:2回/年(7月・12月)
受験料:¥9,000円(税込み)
登録販売者
2009年(平成21年)6月施行の薬事法(現「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」)の改正により新設された公的資格です。
この改正により、一般用医薬品がリスクに応じて、第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の3つに分類され、第一類医薬品を除く第二類、第三類医薬品においては、薬剤師がいなくても登録販売者がいれば販売可能になりました。
第一類医薬品を含む全ての医薬品を取り扱えるのは薬剤師のみですが、一般用医薬品は、第二類医薬品と第三類医薬品を合わせると9割以上にものぼるため、登録販売者でもほとんどの医薬品を取り扱うことが可能となります。
この登録販売者の誕生により、医薬品の調剤業務と販売業務の分業が可能になり、人手不足と言われてきた薬剤師の負担減少につながりました。
また、薬局やドラッグストア以外にも医薬品を取り扱う小売店などが増え、様々な場所で登録販売者が大きな戦力となっています。
登録販売者は「国に認められた公的資格」であり、薬剤師不足を補う人材として活躍が期待される資格者で、就職や転職に有利な資格といえます。
受験資格:なし(平成27年(2015年)に受験資格が撤廃されました)
平均合格率:30%~50%と年度や地域によってかなり差があります
試験日:1回/年※試験日は都道府県ごとに異なります(住所や勤務地に関係なく、どこの県でも受験が可能です)
受験料:¥13,000円~¥18,000円くらいと各都道府県によって異なります
【福祉・リハビリ】
介護職員初任者研修
「在宅・施設を問わず、介護職として働くうえで基本となる知識・技術を修得する研修」のことで、ホームヘルパー2級研修の廃止に伴い、後継資格として2013年4月からスタートした介護の資格です。
介護・福祉の仕事に従事していない方や資格未取得の方がまず最初に受講するのがこの研修になります。
この資格を取得する事で、全国の介護施設や訪問介護サービスでプロの介護スタッフとして活躍することができます。
また、介護施設以外でも、病院などで院内ヘルパーとして働くことも可能です。
仕事の為だけではなく、高齢者や介護の必要な家族がいる家庭などでも、知識が役立ちます。
受験資格はなく、130時間のカリキュラムを修了して修了試験(筆記)に合格すれば、取得できます。
介護関係の資格は、国家資格である「介護福祉士」や介護におけるコーディネーターと言われる「ケアマネージャー」など、他にもたくさんの就職・転職に有利な資格が存在していますが、この「介護職員初任者研修」も取得していれば給与面で優遇されることもあるようです。
介護業界初心者の方は、まずはこちらの初任者研修からスタートし、ステップアップしていくことをおすすめします。
受験資格:なし
合格率:公開なし
※研修を終えると1時間程度の修了試験を受けます。この試験は研修をきちんと受けていればほぼ100%に近い合格率と言われており、万が一の場合でも再試験や追試の制度があるスクールがほとんどです。
試験日:研修終了後
受講料:おおよそ10万円前後(各実施事業者により異なる)
【法律・士業】
行政書士
1951年(昭和26年)に成立した行政書士法により誕生した国家資格で、① 官公署へ提出する書類、権利義務や事実証明に関する書類を作る「書類作成業務」、② その申請を代わりに行う「許認可申請の代理」、③ クライアントからの相談を受け、アドバイスを行う「相談業務」の3つに分類されます。
行政書士は国民と行政のパイプ役を担う法律の専門家として、近年ますます活躍の場が広がっています。
独立開業を目指せるおすすめの資格です。
他の難関士業と比べて比較的合格率は高く、受験資格もないため、誰でも挑戦することのできる国家資格となっています。
とはいえ、平均合格率は10%未満と、決して優しい試験ではありません。
わたしが取得しようと思っても、おそらく簡単に取得することはできないでしょうし、また、挑戦する気が起こらないのも正直なところです。
ここであえておすすめに挙げたのは、やはりこのような国家資格は就職・転職にも当然有利であり、独立開業も目指せることから、絶対に取得して損はない資格だと思うからです。
さらに行政書士資格は、登録さえすれば一生有効で期限はありません。
受験資格:なし
平均合格率:平均約10%
試験日:1回/年(例年11月第2日曜日)
受験料:¥7,000円(非課税)
宅地建物取引士
不動産取引の専門家を示す国家資格です。略して「宅建士」と呼ばれています。
この資格を取得していると、不動産の売買や賃貸を斡旋する際に、その土地や建物について専門知識を有していないお客様に詳しい説明をすることができるようになります。
主な仕事は、「重要事項の説明」、「重要事項説明書への記名・押印」、「契約書への記名・押印」で、これらの業務は、宅建士しか行うことができない「独占業務」のため、不動産業界において宅建士はなくてはならない資格として高く評価されています。
また、従業員5人に1人以上の宅地建物取引士(宅建士)を置くことが法律で義務づけられている「設置義務」の存在も、この宅建士の需要の高さを後押ししています。
受験資格制限は無く誰でも受験することができ、将来も有望な資格として、数ある資格の中でも常に人気上位の資格です。
不動産会社のみならず、建築会社・金融機関・不動産管理会社など資格が役立つ業界は多数あり、就職、転職に有利です。
さらには独立開業の道を開くことも可能です。
人気のある資格のため、近年受験者数は増加傾向にあり、2017年からは20万人を超える方々が受験しています。
過去10年間の合格率は15%~17%台で推移しており、決して高い合格率ではありませんが、弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士といった法律系国家資格の中では、比較的合格しやすい試験であるといわれています。
受験資格:なし
平均合格率:15%~17%
試験日:1回/年(例年は10月の第3日曜日)
受験料:¥7,000円(非課税)
管理業務主任者
平成12年に成立した「マンション管理適正化法」に基づき、マンション管理士とともに誕生した国家資格です。
両資格とも資格は生涯有効で、末長く活用できる資格となっており、主にマンション管理会社の従業員として働くことになります。
ひとつ注意点としては、この2つの資格、どちらも同じような学習範囲となりますが、試験の難易度はマンション管理士の方が高く、取得が難しいとされています。
ですが、実際に使える(就職・転職に有利、また需要も高い)資格は管理業務主任者です。
管理業務主任者は、管理委託契約時の重要事項説明や、組合に対して管理状況の報告、一定の書面への記名押印が主な仕事となり、これらの仕事は、管理業務主任者のみが行うことのできる「独占業務」となっています。
また宅建士と同様「設置義務」もあることから、なくてはならない存在として、就職・転職にも非常に有利に働きます。
マンション管理士と管理業務主任者、どちらもマンション管理に不可欠な国家資格ではありますが、どちらを取るか迷っている場合は、断然管理業務主任者をおすすめします。
受験資格:なし
平均合格率: 20%程度
試験日:1回/年(例年12月の第1日曜日)
受験料:¥8,900円(非課税)
【金融・コンサル系】
ファイナンシャル・プランニング技能検定
「ファイナンシャルプランナー」(略して「FP」と呼ばれる)の仕事をする上で、また私生活においても必要不可欠なお金にまつわる知識を修得できる資格です。
FPは「生活設計のアドバイザー」とも言われ、節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、ありとあらゆるお金のエキスパートです。
FPになるために必須の資格はありませんが、金融まわりの専門的な知識が求められることから、こちらの資格を取得してから活動することが一般的です。
FPには、2つの種類があり、ひとつは国家資格である「FP技能士(3級、2級、1級)」、もうひとつは民間資格である「AFP、CFP」です。
目的やレベルに応じて取得が可能となっています。
私生活で役に立つ3級FP、キャリアアップに活かせる2級FP・AFP、高い専門性を有する1級FP、CFPという位置づけです。
レベルアップするごとに受験資格も必要となるため、まずは3級取得からチャレンジしてみると良いですね。
実は、今わたしが最も取得したい資格№1の資格です。
受験資格:
3級FP技能士(国家資格)=なし
2級FP技能士(国家資格)=3級試験合格者(学科と実技の両方)、あるいは2年以上のFPに関する実務経験、またはFP協会の認定研修修了者
1級FP技能士(国家資格)=2級試験に合格し1年以上のFP実務経験があるか、あるいは5年以上のFP実務経験
AFP(民間資格)=2級FP技能検定の合格とFP協会が指定する認定研修の修了が必要
CFP(国際ライセンス)=日本FP協会のAFP認定者であることが条件
平均合格率:
3級FP=70%程度
2級FPおよびAFP=40%程度
1級FP=10%程度
CFP=科目別では30~40%程度(しかし全科目では10%未満)
試験日:
3級FP技能士=年3回(例年5月第4日曜、9月第2日曜、1月第4日曜)
2級FP技能士およびAFP=年3回(例年5月第4日曜、9月第2日曜、1月第4日曜)
1級FP技能士=年3回(5月第4日曜、9月第2日曜、1月第4日曜)
CFP=年2回(例年6月第2・第3日曜、11月第2・第3日曜)
受験料:
3級FP=学科試験¥3,000円(非課税)実技試験¥3,000円(非課税)
2級FPおよびAFP=学科試験¥4,200円(非課税)実技試験¥4,500円(非課税)
1級FP=学科試験¥8,900円(非課税)実技試験【日本FP協会実施】¥20,000円(非課税)【金融経済事情研究会】¥25,000円(非課税)
CFP=1課目につき¥5,500円(税込み)、2課目以上の出願時は1課目毎¥4,400円
参考:日本FP協会
【建築・インテリア】
インテリアコーディネーター
公益社団法人インテリア産業協会が認定している、インテリア業界ではもっともメジャーな民間の資格です。
インテリアコーディネーターは住宅の内装をコーディネートする仕事で、住宅メーカーやリフォーム業者、設計事務所など、インテリアを手掛ける業界での活躍が多くなります。
加えて、インテリア用品を販売するショップやメーカー、不動産会社など、インテリアが密接にかかわる業界でも需要があり、活躍の場は多数あります。
インテリア業界で働く際に必ずしも必要な資格というわけではありませんが、このような業界の仕事に携わるうえで重宝される資格として大変おすすめです。
また、単純にインテリアが好き、という人も多いのではないでしょうか。
趣味に活かせる資格としてもおすすめの資格です。
興味のある方はぜひ取得を検討してみてください。
試験は、一次試験と二次試験の両方に合格することで取得できます。
一次試験に合格していれば、その後3年間は一次試験が免除されるため、同じ年に両方の合格を目指さずに、まずは難易度の高い一次試験に的を絞って学習していくというスタイルも可能です。
受験資格:一次試験=なし、二次試験=一次試験合格者
平均合格率:23%前後
試験日: 一次試験=例年10月上旬、二次試験=例年12月上旬
受験料:
基本(一次二次同時)=¥14,850円(税込み)
一次先取り(翌年以降に二次)=¥11,550円(税込み)
二次(一次免除)=¥11,550円(税込み)
【事務】
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
「Microsoft Office Specialist」の略で、マイクロソフト社が開発したWordやExcelなど、オフィスで使うソフトの操作スキルを示す資格です。
数あるパソコン資格の中でも知名度も高く人気があります。Word、ExcelのほかにPowerPoint、Access、Outlookの合計5つのソフトで試験があります。
オフィスでよく使われるWordとExcelには、「スペシャリスト」と「エキスパート」の難易度の異なる試験があり、自分のレベルに応じてどちらを受験するか選ぶことができます。
オフィスソフトの操作スキルは、事務職の議事録や資料の作成、営業職のプレゼンテーション資料作成、人事や総務でのデータ管理など、さまざまな職種で重宝されます。
そのため、MOS資格の取得は就職や転職に有利といえます。
オフィスで特に役立つのが、WordとExcelです。
わたしも最低でもこの2種類は取得したいなと考えていますが、まだ取得できていません、、、。
受験資格:なし
平均合格率:MOSの合格率は公式に発表されていないため、正確にはわかりませんが、スペシャリストの合格率は約80%、エキスパートの合格率は約60%といわれています。
試験日:「全国一斉試験(毎月1〜2回の頻度で実施)」と「随時試験(試験会場ごとに異なり、毎日開催している会場もあり)」の2種類があり、それぞれ試験日程が異なります。
受験料:
MOS2016Word、Excelエキスパート=¥12,980円(税込み)
MOS2016Word、Excelその他スペシャリスト=¥10,780円(税込み)
日商簿記検定
特に経理職で力を発揮できる簿記の知識ですが、どのような事務職でも役に立つ知識を取得することが可能になります。
また、起業を考えている人にも必要な知識となるため、取得することをおすすめします。
ちなみに簿記とは、企業の営業取引や経営活動を帳簿に記録する技術のことです。
企業の経営成績や財務状況を明らかにするために、貸借対照表や損益計算表などの財務諸表を作成しますが、試験ではそれらに必要な知識があるかどうかを問われます。
3級以上が実務で通用するレベルとなり、3級では仕訳や帳簿の記帳、財務諸表などの商業簿記の基礎知識。
2級では商業簿記に加え、ものづくりにおける原価計算などの製造業に適用される工業簿記の知識を学びます。
2級での商業簿記は中小企業の経理業務が行えるレベルが求められます。
就職や転職に有利になるのは2級以上のレベルだと言われます。
1級では、商業・工業に加え、会計、原価計算の知識が求められ、難易度は非常に高くなりますので、2級の取得がおすすめです。
わたしは3級および2級を取得しています。
2級取得後は会社の経理を任命され、会社の財務状況を把握する立場となり、ステップアップに繋がりました。
受験資格:なし
平均合格率:3級検定43.3%、2級検定25.6%、1級検定9.5%
試験日:2・3級=3回/年、1級=2回/年
受験料:
3級=¥2,850円(税込み)
2級=¥4,720円(税込み)
1級=¥7,850円(税込み)
参考:日本商工会議所
【接客・販売】
TOEIC(R) Listening & Reading Test
TOEICは、「Test Of English for International Communication」の略称で、1979年から実施されているTOEICテストの5種類の中で最もポピュラーな試験です。
英語を「聞く」(Listening/リスニング)能力と、「読む」(Reading/リーディング)能力を判定します。
TOEICテストの点数が、英語レベルや有効性の判断材料となります。
こちらは資格ではありませんが、資格に匹敵する英語能力の評価指標を測れるテストで、点数で英検レベルおよび実務レベルが判断できると言われています。
ざっと次のようなイメージです。
①600点以上であれば、履歴書に書いてアピール材料になる
②700点を超えたら、ある程度「英語が使える」と言えるようになる
③800点を持っていれば、実力・資格としても十分と言える
800点を超える点数を取ることができれば、英語を活かして仕事ができるレベルです。
接客・販売に限らず、「英語を使える」というだけでかなりのアピールポイントです。
どちらかというと、わたし自身は英語に拒否反応が出てしまうのですが、英語力を身につけていることで、就職・転職、また私生活にも大いに役立つこと間違いなしです。
受験資格:なし
平均合格率:合格・不合格という判定は行われません
試験日:年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)
受験料:¥6,490円(税込み)
インバウンド接客外国語検定
「インバウンド」ここ数年よく耳にする言葉です。
訪日外国人が増え、宿泊施設や小売店、飲食業界などでは外国人の方と接する機会は増えていますよね。
そこで基本的な接客サービスを英語や中国語で提供できる力が身につけられていると、サービス業界では特に、就職や転職の際にアピールできます。
こちらの検定は、一般財団法人みんなの外国語検定協会主催の民間検定です。
あまり聞きなじみのない検定かとは思いますが、このインバウンド接客外国語検定はオンラインで受験ができ、試験時間も30分とサクッと取得できる手ごろな資格ではないでしょうか。
接客に使える外国語の試験や検定は他にも多数ありますが、英語と中国語の2種類のコースが選択でき、同じ接客業でも業態ごとに問題が異なっており、より実務に活かせる検定です。
受験資格:なし
平均合格率:不明
試験日:2021年は2月中都合の良い日程で受験が可能
受験料:1業種あたり¥3,300円(税込み)
まとめ
就職・転職で活かせるおすすめの資格をご紹介してきました。
今回は、わたしが過去に取得した資格および、取得したいなと考えている資格の中でのご紹介となりました。
わたしが考える資格取得のメリットは、「就職・転職に活かせる」ことです。
ただし、取得後すぐに就職や転職、仕事に直結しなくても、その資格を取得していることで、いつか必ず役に立つ時が来ると信じています。
「必要に迫られてから勉強する」こうやって追い込まれてからしか勉強できない、という人も多いかと思いますが、自分の興味のあること、ステップアップに使えそうなものがあれば、どんどん積極的に資格取得も検討してみてください。
資格を持っていることが、自信にもつながります。
そして、その自信が、今後の未来に大いに役立ちます。
これまでのわたしの経験が、これから様々な資格取得を検討している方の参考に、少しでもなることができれば嬉しいです。
今後も随時、おすすめの資格情報をお届けできるように準備中です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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