登録販売者ブログ①~独学で合格する学習方法を教えます(医療関係者じゃない普通のOLでも合格できます)~

◇資格◇

2009年に誕生した比較的新しい資格の「登録販売者」

最近では、大手通信教育会社ユーキャンのTVCMなどでも耳にする機会が増え、

「その資格、聞いたことあるよ」

という方も多いのではないでしょうか。

「聞いたことはあるけど、そもそもどんな資格なの?」

「登録販売者受けてみたいけど、講座を受けにいく時間もないし。独学でも合格できる?」

そんな疑問を持ったそこのあなた!

ここでは、2018年度試験に合格したわたしの経験を踏まえ、それらの疑問にお答えしていきます。

 

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◇登録販売者試験は独学でも合格できるのか?

ではさっそく結論から。

登録販売者試験に独学で合格することは「可能」です!

その根拠は、実際に「医療関係者でもない普通のOLであるわたしが独学で(1発で)合格できた」から。

自分で言うのは何ですが、暗記は得意な方で、この登録販売者は暗記することが多いことでも知られています。

「暗記は得意じゃないからな~」と思ったそこのあなた。

大丈夫です。

確かに暗記量は多いですが、根気よくコツコツと学習することができれば、半年かからずして取得が可能です。

(わたしは約5ヵ月の学習期間を要しましたが、たった2ヵ月ほどの学習期間で合格してしまう方も!自分に合った学習ペースでOK!)

とにかく、やる気さえあれば合格できます!

、、、というと、「根性論かよ」という声が聞こえてきそうですが、実際ある程度の根性も必要ですのであしからず。

とにもかくにも、頑張って学習を続けることさえできれば、独学でも十分に合格が狙える資格になっています。

 

そして、普通のOLが合格できるようになるためには、2015年に「受験資格」が撤廃されたという物理的な要因も大きく関わっています。

2015年に受験資格が撤廃されるまでは、医療関係者でもなく、ドラッグストアなどでの勤務経歴もないわたしは、そもそも受験すらできなかったんですよね。

実務経験や学歴など関係なく、誰でも受験することができるようになったため、わたしのような普通のOLでも、学生さんでも、子育て中の主婦でも、転職を考えているサラリーマンでも、、、とにかく誰にでも挑戦が可能になりました。

 

近年、登録販売者も大きな戦力として認められ、各方面での募集案件も増えてきています。

就職や転職にも有利に働く登録販売者

取得していて損は無いですよね。

そんな登録販売者とは、そもそもどんな資格なのでしょうか。

 

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◇そもそも登録販売者とは

Wikipediaより引用【登録販売者】

登録販売者(とうろくはんばいしゃ)は、2009年(平成21年)の規制改革で改正された医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(改正薬事法)、で新設された一般用医薬品販売に関わる資格である。2019年(令和元年)日本チェーンドラッグストア協会は、名称を登録販売者から医薬品登録販売者(いやくひんとうろくはんばいしゃ)へと変更することを決定した。

この改正により、一般用医薬品がリスクに応じて、第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の3つに分類され、第一類医薬品を除く第二類、第三類医薬品においては、薬剤師がいなくても登録販売者がいれば販売可能になりました

第一類医薬品を含む全ての医薬品を取り扱えるのは薬剤師のみですが、一般用医薬品は、第二類医薬品と第三類医薬品を合わせると9割以上にものぼるため、登録販売者はほとんどの医薬品を取り扱うことが可能となります。

登録販売者の誕生により、医薬品の調剤業務と販売業務の分業が可能になり、人手不足と言われてきた薬剤師の負担減少につながりました。

また、薬局やドラッグストア以外にも医薬品を取り扱う小売店などが増え、様々な場所で登録販売者が大きな戦力となっています。

登録販売者は「国に認められた公的資格」であり、薬剤師不足を補う人材として活躍が期待される資格者で、就職や転職に有利な資格といえます。

(薬剤師は受験資格がある国家資格で、誰でも受験が可能というわけではありません。)

 

◇登録販売者試験について

受験資格:なし(平成27年から実務経験や学歴などの受験資格は撤廃されました)

試験形式:筆記試験(マークシート方式)

試験日:都道府県ごとに異なります

(住所や勤務地に関係なく、どこの県でも受験が可能です)

実施回数:少なくとも1年に1回以上実施されます

(同じ年に試験日の異なる都道府県で受験することも可能です)

出題範囲:厚生労働省作成の「試験問題の作成に関する手引き」(外部リンク)に準拠して出題されます

出題項目:次の5項目です

  • 第一章 医薬品に共通する特性と基本的な知識 : 20問、試験時間40分
  • 第二章 人体の働きと医薬品 : 20問、試験時間:40分
  • 第三章 主な医薬品とその作用 : 40問、試験時間80分
  • 第四章 薬事関係法規・制度 : 20問、試験時間40分
  • 第五章 医薬品の適正使用・安全対策 : 20問、試験時間40分

合計  120問、試験時間240分

試験は、午前60問120分、午後60問120分で行われます

合格基準:次の基準を満たしていること

  • 総出題数120問に対して7割以上正答すること
  • 出題項目ごとに都道府県が定める一定の割合を合格すること(35%~40%と幅があることに注意)

合格率:30%~50%と年度や地域によってかなり差があります

(2020年の最高合格率は広島県の58.1%、最低合格率は埼玉県の30.1%でした)

合格発表:試験日から約1ヵ月後に各都道府県のHP、や福祉保健局などのHPに公表されます

合格者には後日郵送で合格通知書が送付されます(不合格者には通知はありません。)

◇申し込み方法・受験費用

願書の取り寄せ

  • 直接受け取る ― 各都道府県の試験管轄や保健所、健康福祉センターなどで受取る
  • 郵送で受け取る ― 上記の機関に郵送依頼することも可能です
  • インターネットからダウンロードする ― 各都道府県のHPからダウンロード

試験日:前述のとおり都道府県によって異なります

(例年では、8月下旬~12月中旬が試験日となっています)

申し込み期日:試験日が都道府県によって異なるので、それにより申し込み期日も異なります

希望する都道府県の試験実施日、申し込み期日を必ず確認しましょう

締め切りは各試験日の約2ヵ月前となっています

願書の提出:簡易書留で郵送します

受験票受け取り:申し込み後に受験者本人へ郵送されます

試験日2週間前になっても届かない場合は、各都道府県の管轄先へ連絡しましょう

受験費用:¥13,000円~¥18,000円くらいと各都道府県によって異なります

 

◇登録販売者になるには

登録販売者として働くには、試験に合格するだけではなく、「販売従事登録」が必要となります。

また、正式な登録販売者になるには実務経験2年以上が必要で、その証明として「実務(業務)従事証明書」を提出しなければいけません。

>「販売従事登録」に関しては、こちらの記事をご覧ください。

 

↓ここからは、わたしの経験を含めたお話しになります。↓

わたしは独学で受験して合格しました。

その時の学習方法などをまとめています。

◇3つの学習方法

登録販売者の学習方法には、3つの方法があります。

独学  ・  通学講座  ・  通信講座

独学での学習に自信が無い方、短期間で確実に合格したい方などは、通学講座や通信講座を利用することもひとつの方法です。

独学は、費用も抑えることができ、自分のペースで学習を進められるという点でおすすめですが、テキスト選びから、分からない問題も自ら解決しなければならないということ、また学習スケジュールが崩れやすいというデメリットもあり、それらを踏まえて自分に最適な学習方法を選ぶ必要があります。

わたしはこれまでにいくつかの資格を取得してきましたが、その学習方法はほとんどが独学です。

通学講座や通信講座を受けるにはやはり費用がかかります。

多くが趣味で取得した資格ですので、テキスト購入のみでなるべく費用を抑えることにこだわってきました。

独身時代に取得したものがほとんどですが、当時は事務職で残業も少なく、学習時間を比較的多く取れたことも、独学で学習するうえで良かった点です。

しかし、生活スタイルは人それぞれですよね。

学習にあまり多くの時間が取れない方も多くいるでしょう。

そういった方には、独学以外の方法をおすすめします。

合格するためのポイントを抑えた学習で、短期間で合格できるのは、通学・通信講座ならではの強みと言えます。

>おすすめの通学・通信講座に関しての記事はこちらから

 

◇使用したテキスト&問題集

わたしが使用したテキストは、こちらです。

【ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集 第2版オールカラー&過去問200題収録 出版社:ユーキャン】

 

登録販売者のテキストは非常に多くの出版社から出されていて、まずテキスト選びで迷います。

個人的には、カラーで見やすいもの、過去問や問題集などがついているもの、この2点でおおよそ決めてしまいます。

かわいいイラストなんかも描かれていると、ちょっとやる気も出たりします。

(このテキストもネコがかわいい)

あとは、A4サイズの大きいものより、多少分厚くてもサイズは小さめで、持ち歩きできるものが好みです。

このあたりは完全に好みかと、、、。

あとは、出版社。

通信教育の知名度トップクラスのユーキャンから出されたもので、使用者の口コミも良く信頼が持てそうなテキストだったということも決め手となりました。

引用:Amazonカスタマーレビューより引用 ☆3.9の高評価!!

1日1~2時間ほど勉強し、3ヶ月の独学で試験に合格出来ました。ポイントが分かりやすくて私には良かったです。

 

誰にでもわかりやすく内容をまとめているので、初めて資格に挑戦する人にはおすすめです。キャラクターが可愛いしコメントも役立つ!

 

通信講座で8ヶ月のところを30日でというスパルタ教本なので恐る恐る開きました。まずカラフル!すでに折れそうな気持ちをageてくれます。次に、ルビがたくさん!小学生に戻った気分で学べます。読めない漢字やアルファベットの羅列は、目を通していても何故か記憶に残らないので、ルビが大変ありがたかったです。

※年度によっては、厚生労働省の「試験問題作成に関する手引き」の改正が行われることがありますので、テキストを購入するときには、直近の改正に対応しているものを購入しましょう。

問題集はこちら

※なんと問題集が見当たりません、、、断捨離したとき捨ててしまったのか、、、?ということで写真はありませんがご了承ください。

【スッキリとける 登録販売者過去問題集 2021年度 出版社:TAC株式会社出版事業部】

 

決め手はやはりうさぎのイラスト、、、ではなく、(それも理由のひとつではありますが)重要過去問600問という問題数の多さです。

正直、問題集に関しては手に取ったときに見やすく、使いやすそうなものであれば、ある程度どんなものでも構わないかと思います。

ただ、「少しでも多くの問題を解くことが、合格への近道」といっても過言ではありません。

試験前に、たくさんの問題と出会えるようにしてください。

 

というわけで、前述したテキストとこちらの問題集の2冊で合格することができたのですが、ここからはわたしの学習方法がどんなものであったかを紹介していきます。

当然ですが、、、合格を保証するものではありません

参考程度にみてくださいね。

 

◇わたしの学習方法

最初から、少ない数のテキストだけで合格してしまおうという考えで学習をスタート。

細かいところもぬかりなく、それなりにじっくり時間をかけて、

「テキストの読み込み&要点をノートにまとめる」

この2つの作業を繰り返していきます。

以下で流れをざっとご紹介。

①:テキストの読み込み&ノートにまとめる

第一章の「医薬品に共通する特性と基本的な知識」は比較的ページ数も少なく、そこまで難しい内容ではありません。

要点をノートに取りながら、すすめていきます。

第二章の「人体の働きと医薬品」もノートを取ることをおすすめします。

余談ですが、学生時代は体育会系の学校へ通っていました。

そこで、人体の働きや構造などを学んだはずですが、その時の記憶なんてほぼ残っていませんね。

もう少しまともに勉強していたら、、、と何年も経ってから嘆くことになるとは、、、。(気づくの遅い)

ちなみにこの分野に関しては、図がある方が断然理解度が上がります。

テキストにも書かれていますが、自分でも書いてみることで、覚えやすくなります。

(こういう図にやたらと時間をかけてしまいがちです。←本質と完全にズレてます)

第三章「主な医薬品とその作用」からは、正直ノートを取るのが非常に難しくなってきます。

要点がとても多く、ノートにまとめること自体が大変な作業です。

その作業が不得意なわたしは、ダラダラとひたすらノートに書き続けましたが、テキストに書いてあることをほぼ写していくようなものになってしまいました。

非常に効率は悪かったと思っています。

「ノートにまとめる」という学習方法で挑みましたが、これについては自分が一番覚えやすいやり方で進めていけるのがベストです。

テキストにマーカーなどで大事なところを記したり、直接補足を書き加えてみたり、付箋を貼るなどして工夫してみてください。

ちなみに第三章では、医薬品の特徴やその医薬品に含まれる成分、それに伴う作用について学んでいきますが、内容の多さにちょっと驚きます。

そして、成分の名称がまるで呪文のようなカタカナばかり、、、ほんの一例ですが、

「イソプロピルアンチピリン」「クロルフェニラミンマレイン酸塩」「リボフラビンリン酸エステルナトリウム」「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」、、、

これらはほんの一部に過ぎません。

このあたりでやる気が一気に低下します。

これから受験を検討している方を脅すつもりはありませんが、そこそこ覚悟して挑んでください。

もちろんこれらの名称を一言一句全て覚えなければならないわけではありません。

似たような名称の成分は同じような作用だったりします。

問題もマークシート方式ですので、言葉の響きやニュアンスで頭に入っていれば解答はできます。

ここはグッと辛抱です!

まるで呪文のような薬の成分名

②:問題集を解く

①と並行して行うのがベストですが、ある程度区切りのよいところまでテキストを読み込んでノートにまとめることができたら、そこまでの問題集を解いていきます。

そのうえで、自分が「これは特に覚えにくいな」と思ったところや、「問題集で何度も間違えるところ」を、テキストに直接書き込んでいきます。

付箋などであとからすぐ引けるようにしておくと良いですね。

問題集でも要点をまとめてくれているので、ダブルで確認ができます。

③:①と②の繰り返し

第四章「薬事関係法規・制度」に関しては、図で理解しやすいものもあります。

ここでも要点はたくさんありますが、常識的に考えれば分かるような内容もあります。

ノートには比較的取りやすい分野だと思いますので、ここではノートに取りながら要点をしっかり覚えてください。

そして最後の第五章「医薬品の適正使用・安全対策」これはまた第三章と同じようにノートが取りづらい分野です。

またあの呪文のような成分名がたくさん出てきますが、安心してください。

第三章で出てきたところを深堀りする、といった内容です。

新しい成分名などは出てきません。

例えば、

「この成分を含む医薬品は高齢者の使用は禁止する」「妊婦の使用は医師に相談する」

など、使用上の注意や取扱い上の安全対策を学びます。

ノートにまとめることが出来なくても、テキストを何度もしっかり読み込み、問題をたくさん解くことで対策が可能です。

④:問題集を繰り返し解く

ひととおり学習できたら、あとはひたすら問題を解くことで記憶として定着させていきます。

問題集は繰り返し使用。

テキストにも過去問200問が収録されています!

何度も間違えるところは、テキストであらためて確認をしながら理解を深めていきます。

ここまできたら、あとはたくさんの数をこなすことです。

大事なことは何度も言いますが、「少しでも多くの問題を解くことが、合格への近道」です!

⑤:スマホで過去問

実は、過去問はスマホで(無料で)解くことが可能です。

気になる方は調べてみてください。

このようなサービスを利用して、通勤時間などのスキマ時間を活用できます。

登録販売者試験は、過去に出題された問題や似たような問題がよく使われます。

数年分の過去問がほぼ完ぺきに解けるようになっていれば、もう合格したも同然です。

◇学習期間と学習時間

大前提、「必要な学習時間はひとそれぞれ」です。

ちなみに、参考にですがわたしの学習期間および学習時間をご紹介。

以下のようなスケジュールで合格できました。

なかには、2ヵ月ほどで合格した強者もいるようです。すばらしい!!

試験日 = 2018年(平成30年)9月

学習開始 = 試験日の約5ヵ月前(4月頃からのスタート)

1日の学習時間 = 平日約1時間 ※仕事から帰宅後、就寝までの間で学習時間を確保

1週間の平均時間 = 約5時間 ※週末は勉強もお休み

1ヵ月約20時間、5ヵ月で約100時間というスケジュールとなりました。

 

スマホで過去問を解いていた通勤時間を含めると、学習時間はもう少し多くなるかと思われます。

ずぼらな性格なので、最初にきっちりとしたスケジュールを立てて挑んだわけではありません。

半年以上はモチベーションが保てそうになかったので、このようなスケジュールで取り組みました。

週末の休みの日には勉強もお休みにしたことも、ストレスなく続けられた要因のひとつです。

生活スタイルや学習環境によって、学習できる期間や時間は大きく変わってきます。

自分に合った学習スタイルで、余裕を持ったスケジューリングをしてみてください。

プレッシャーを与えるつもりはありませんが、根気よく学習を続けることができれば、誰でも合格できる試験です。

時間とお金が無駄にならないように、1発で確実に合格してしまいましょう!!

 

まとめ

登録販売者試験に独学で受かる学習方法をご紹介してきました。

ここまで読んでいただいた方にわたしからの最後の言葉が、「あくまでも参考までに」というのは大変申し訳ないのですが、紹介した内容は合格を保証するものではありませんので、ご了承ください。

正直、独学での学習方法なんていうのは、似たような内容になるかと思います。(←「いきなりなんて投げやりなの!?」って思わないでくださいね)

ただし、独学で大切なことは、

「テキスト選び」

「試験までの学習時間の確保(スケジューリング)」

そしてなにより、

「コツコツ学習を続けられる根性」です!

 

わたしの経験上、独学でも合格が十分可能な試験です。

なぜなら、医療関係者じゃない普通のOLであったわたしが、独学で(1発で)合格できたから!

とはいえ、おすすめしておいて何ですが、独学以外の学習方法(通学・通信講座)があることも頭の片隅に置いておいてください。

「独学では無理かも」と思う人は、そういった学習方法も検討してみてくださいね。

 

では、これから受験される方がひとりでも多く合格できることをお祈りしています。

がんばってください!

 

参考:公益社団法人全日本医薬品登録販売者協会

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