「子どもの土踏まずの作り方を知りたい」
とお悩みの方いませんか?
本記事は、そんな「足裏・土踏まず」のお悩みを解決するものとなっています。
最初に結論からお伝えすると子どもの土踏まずは、運動をすることで作ることができます。
土踏まずは、スポーツシーンだけでなく、普段の私生活、将来の健康への影響など多くの事柄と関連しています。
実際に、子どもたちの運動指導を通して土踏まずを作り上げてきたぼんちゅうが、「土踏まずの重要性」や「土踏まずの作り方」について解説していきたいと思います。
<筆者の経歴>
■幼稚園・保育園勤務3年(体育講師として)
■学校の先生8年
■幼児体育・体操教室・習い事5年
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それでは本題の「土踏まずの作り方」早速ご覧ください。
子どもの土踏まずは作ることができる
赤ちゃん(歩き出すまで)の足裏がどのようになっているかをご存じでしょうか。
実は、赤ちゃんの足裏は土踏まずのない足、偏平足となっています。
では、人間の土踏まずはいつの時期に形成されるのでしょうか。
土踏まずは、3歳から徐々に形成され、8歳ごろまで形成されていきます。
そんな土踏まずには、どのような役割があるのでしょうか
ここで土踏まずの役割を見ていきましょう。
<土踏まずの役割>
■クッションとなる
■バランスを保つ
■バネの役割
■クッションになる・体重を支える■
人間は、二足歩行です。自分の体重を支えながら歩くことで常に膝や腰などに負担がかかってしまいます。
そんな膝や腰への負担を和らげてくれているのが、土踏まずです。
もし仮に土踏まずがなければ、年齢を重ねるごとに「膝が痛い」や「腰が痛い」などの体への不具合が出てきやすくなります。
また、スポーツシーンでの「走る」・「ジャンプする」などの動きは、膝や腰に何倍もの負担がかかります。スポーツをする上で、土踏まずはより重要と言えるでしょう。
■バランスを保つ■
足の裏には、「メカノレセレプター」という感覚受容器が備わっています。このセンサーが地面の状態や身体の傾きなどを感知して脳や筋肉に指令が送られます。
人間はうまく足裏でバランスを取りながら、歩いたり、走ったりします。
■バネの役割■
「走る」・「ジャンプする」際には、足指で地面を蹴り推進力を得ます。そのため、強い推進力を得るためには、土踏まずが形成されている必要があります。土踏まずはバネの役割を果たします。スポーツでのパフォーマンスを向上させる上でも大切です。
以上、主な土踏まずの役割をご理解いただけたでしょうか?
土踏まずは、私生活やスポーツパフォーマンスなどにも、とても影響を与えております。
では、今度は実際に今子どもたちの運動教室で起きている問題についてお話をしていきたいと思います。
土踏まずの影響か?子どもの運動指導現場の現状・・・
現代の子どもたちの土踏まずが形成されない理由に「外あそびの減少」・「運動量の減少」・「歩く機会の減少」などがあげられます。
少し余談ですが、ブラジルのサッカー選手は、みんな綺麗な土踏まずが形成されているようです。ブラジルには、ストリートサッカーの文化があります。靴を買うお金もなく、子どもの頃から屋外で裸足サッカーをしています。整地されていない地面・足裏への刺激など土踏まずを形成する要因満載です。
本題に戻りますが、、、
ここで、ぼんちゅうが子どもの指導現場で気になる点を2つ挙げたいと思います。
この事例は、足裏が関係して引き起こされている問題だと考えています。
<事例>
■何もないところでこける
■気をつけができない
例えば、ダッシュをしていて突然こける子どもや鬼ごっこをしていてこける子どもたち。そんな子どもたちが増えたように思います。
また気をつけして止まれない子どもたちもいます。
そんな子どもたちの足裏を見ると共通してやはり土踏まずがなかったり、浮き指にになっていることが多いのが現状です。
※こける原因、気をつけができない原因が、全て足裏の未完成というわけではありません。体幹なども深く関係してきます。
土踏まずを作り、少しでも上記のような問題が改善されてほしいとぼんちゅうは願い日々の指導現場に励んでおります。
では、次に自宅でもできる土踏まずを作るためのあそびを見ていきましょう。
子どもの土踏まずの作り方
土踏まずの作るためには、足の指をたくさん使う(動かす)ことが有効と言われています。
実際にあそびながら土踏まずが作れるようなメニューを紹介していきたいと思います。
<メニュー>
- 足指じゃんけん
- タオルギャザー
- ビー玉集め
- 段差ジャンプ
- カーフレイズ
- 草履をはく
<足指じゃんけん>
→グー・チョキ・パー
親子で足指ジャンケンを楽しみましょう。意外と難しいですよね。(笑)
<タオルギャザー>
→タオルの上に重たいものを置き、足の指を使いタオルを引き寄せます。
親子でどちらの方が早くタオルを引き寄せれるかを勝負してみましょう。
<ビー玉集め>
→転がっているビー玉を足指で掴み集めましょう。
親子でどちらが多く集められるか勝負してみましょう。
<段差ジャンプ>
→少しの段差からジャンプして飛び降ります。着地時こけないように踏ん張ることが大切です。
親子でどちらが上手に着地できるかを勝負してみましょう。
<カーフレイズ>
→少しトレーニングのようになりますが、かかとの上げ下げです。
親子で回数を決め一緒に数を数えて取り組んでみましょう。
ぼんちゅうは、昔トレーニングとして友達をおんぶしこれをやっていました。ふくらはぎ燃えましたね。(笑)お父さん、お母さんの是非やってみてください。
<草履を履く>
→草履で土踏まずが形成されるって不思議ですよね。草履で土踏まずが形成される理由は、草履が脱げないように、足指で鼻緒をしっかりとつかむからだそうです。足の指をしっかりと使うことが大切ですね。
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※クロックスなど、足指に力を入れなくても履けるサンダルでは、土踏まずの形成はできません。
履きやすくて便利ですけどね。。。
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まとめ
最後に簡単に本文の内容をおさらいしておきましょう。
■土踏まずは、運動を通して作ることができる。
■土踏まずは、スポーツシーンだけでなく、私生活や将来の健康にも大きく関係する。
土踏まずは、人間にとって必要な物です。我が子のためにも、是非親子で遊びながら土踏まずを作ってみてください。幼児期という大切な時期は、一生に一度きりです!!
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【おーしまい】
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