「うちの子ハイハイがまだできないの、大丈夫?」
「ハイハイをたくさんさせてあげたいけど、どうしたらいいの?」
とお悩みの方いませんか?
本記事では、赤ちゃんがハイハイし始める時期とハイハイの効果・練習法についてお話していきたいと思います。
それでは、早速結論からお伝えすると個人差はありますがハイハイのスタート時期は【生後8ヵ月ぐらい】と言われています。
ハイハイはとても大切です。【赤ちゃん時期だけでなく、その後にも大きな影響を与える】ことでしょう。是非、この後の本文をご覧ください。
<筆者の経歴>
■幼稚園・保育園勤務3年(体育講師として)
■学校の先生8年
■幼児体育・体操教室・習い事6年
■1児のパパ
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それではご覧ください。
ハイハイ動画も良ければご覧くださいね。
赤ちゃんのハイハイ開始時期とハイハイ終了時期
【開始時期】
ハイハイだけでなく赤ちゃんの成長・発達の過程には個人差があります。一般の目安としては、だいたい生後7~8か月くらいからハイハイを開始するケースが多いようです。中には10か月頃からハイハイを開始するケースもあります。
【終了時期】
ハイハイ終了時期にも、もちろん個人差があります。目安としてはだいたい生後1歳頃までで、1歳を過ぎると歩くことを覚えていきます。ハイハイとよちよち歩きの併用です。
※赤ちゃんの時期は本当に個人差がでます。親としては「うちの子発達遅れてるのかな?」と心配になりますよね。焦らず赤ちゃんの様子を見守ってあげましょうね。
余談ですが、先日我が息子もやっと首座り・寝返りができました。周りと比べてできるようになった時期は遅かったです。4か月検診では、首の座りが弱いね。と診断もされました。めちゃ心配でしたが、これも個人差ですかね??
話を戻して、さて次は、【ハイハイをすることで得られる効果】についてみていきましょう。
ハイハイで得られる3つの効果
①ハイハイは全身運動で体幹を鍛えれる
ハイハイは、首・肩・腕・腹筋・背筋などを全て使う【全身運動】と言われます。その中でも最も鍛えられるものが「背筋」です。ハイハイをすることで体幹を鍛えられ身体をコントロールする力が身につき、運動神経の向上にもつながります。
しかし、最近はハイハイをほとんどしないまま、自立歩行を始める子どもが増えてきています。ハイハイは二足直立歩行の準備段階に必要ですので、あそびの中で意識的にハイハイをさせてあげる必要があります。
スポーツ界でも大人のトレーニング法として取り入れられるハイハイトレーニング。陸上ハンマー投げの室伏広治選手がこのトレーニングを積極的に取り入れ金メダルを獲得したという話は有名ですね。
※親としては我が子が早く歩けるようになると抱っこの回数などが減るので楽ですよね。でも、ここは将来の子どもの事を考えて積極的にハイハイができるようにしていきましょう。
②ハイハイは協調動作で脳が刺激される
ハイハイは“手足を別々に動かす”・“周囲を見る”という2つ以上の動きが同時に行われています。これを【協調動作】と言います。
協調動作をたくさんすることで脳が刺激され、脳の発達を促すと言われています。
縄跳びやスキップなども協調動作の部類になります。
また、ダンスなどどうでしょうか?上半身と下半身の動きが違う。難しいですよね。僕はダンス苦手ですね。(笑)
さて、協調動作が上手にできるようになると転倒しそうな場合でも危険を察知して手をつくことが可能になります。
※ハイハイにもちゃんと意味があり実はこんなに重要な役目を担っているんです。
③ハイハイで生活リズムを整える
ハイハイは全身運動で体をたくさん動かします。
たくさん体を動かす事でお腹が減りたくさん食べるようにあります。
よく体を動かすと疲れて夜もぐっすり寝れます。
この生活リズムが赤ちゃんや子どもたちにはとても大切です。
ハイハイから話しは少しそれますが、最近コロナで外出する機会が制限されて運動量が取れていない子どもが多いように思います。
幼児の1日に必要な運動時間の目安は60分と言われています。
ちゃんと運動量は確保できていますか?家でゲームばっかりになっていませんか。
それでは、体が疲れることもないので大切な生活リズムが崩れてしまいます。
「食事」「運動」「睡眠」が成長には必要です。
乳児期は“ハイハイ”を。幼児期は“外あそび”を。
さて、ハイハイの効果を知った上で、どのように我が子にハイハイをたくさんしてもらえるかが親の工夫のしどころですね。
次の章では、ハイハイをたくさんできるような工夫についてみていきたいと思います。
ハイハイ練習法3選
この章ではあそびを通してのハイハイ練習法を紹介していきたいと思います。
参考に動画を作成してみました。親が楽しんでしまいましたね!!(笑)
さてポイントを下記で説明していきましょう。
①お母さんの声で呼んであげよう
お母さんが少し離れた場所から子どもの名前を呼んであげてください。
「〇〇くん、こっちだよ」
子どもはその声に反応しすぐにハイハイでお母さんの元へ移動してくるでしょう。
これを繰返しハイハイの機会を増やしてあげてくださいね。
②道具を使用したあそび
赤ちゃんは動くもの・音のなるものに興味を持ちます。
その特性をいかしてボールを親が転がして赤ちゃんがそれを追いかけるという遊びです。
シンプルですが、運動量もたくさん取れ効果的です。
その他トンネルくぐりなどのあそびも赤ちゃんは大好きです。
トンネルの先でお母さんが名前を呼んであげてみてくださいね。
↓良ければご検討くださいね↓
こちらのボール音もなり、赤ちゃんは音にも反応します。
③ハイハイに慣れてきたら障害物あそび
これは上級編です。
ハイハイに慣れてきたら赤ちゃんがママの所まで移動する同線上に障害物をおいてみてください。
例えば、上の図①フカフカ座布団で不安定ゾーン・②坂道ゾーンなど。
こういったあそびながら、どんどんハイハイをして赤ちゃんの体を鍛えましょう。
まとめ
最後に本文のまとめをしていきましょう。
【ハイハイ開始時期】生後8か月くらい
【ハイハイ終了時期】生後1歳頃まで
※どちらも個人差ありです。
その他ハイハイには体幹を鍛える要素や脳を刺激する効果もありましたね。
ハイハイはとても大切です。ハイハイを赤ちゃんの時期にたくさんできるかどうかは親次第です。
ハイハイについて理解した上で、たくさんハイハイができる環境を用意してあげましょうね。
赤ちゃんにとってのハイハイ期は一生に一度きり。
【おーしまい】
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